研修報告 排泄ケアを考えるシンポジウム 〜尊厳ある排泄ケアとは?〜
皆さんこんにちは。もう11月だというのに日中は夏日になるような気候が続いており、なかなか体調管理が難しい日々ですね。
さて、10月15日(土)に白山市民交流センターにて開催されたキャリアアップ研修
『排泄ケアを考えるシンポジウム 〜尊厳ある排泄ケアとは?〜』について簡単にご報告させていただきます。
この研修はパネリストによる事例発表と、シンポジウムの二部構成で行われました。
あいにくの天候となりましたが、100名近くの方に足を運んでいただきました。中でも能登地区から多くの方々が参加して下さり、本当に嬉しく思います。
皆さんお疲れ様でした。
今回はたいへんお忙しい中、座長に金城大学非常勤講師でいらっしゃいます釜土禮子氏をお招きし、
パネリストとして
㈱リブドゥーコーポレーション排泄アドバイザー 山本正子氏
事例「習慣的ケアから根拠あるケアへ」
たきの里ききょうが丘ヘルパーステーション管理者 村田久美氏
事例「排泄ケアアンケートより」
特別養護老人ホーム眉丈園生活支援室長 森野満代氏
事例「おむつ外しの取り組み」
べんクリニック院長 卞在和氏
事例「排泄のメカニズムについて」
(発表順)
以上の方々にご協力いただきました。
皆様、本当にありがとうございました。
後半のシンポジウムでは、各事業所での日頃の悩みや問題点などを元に、パネリストの方々からとても参考になるアドバイスをいただきました。
リブドゥーコーポレーションの山本正子氏は、おむつメーカーのアドバイザーというお立場でありながら、むやみにおむつを使用するのではなく、人の当たり前の排泄のあり方について丁寧にアドバイスしてくださいました。
また、ききょうが丘ヘルパーステーションの村田久美氏は石川県介護研究部会排泄部会の活動の一環として、介護現場の排泄ケアにおけるアンケート調査を行い、その結果を通して、現場におけるニーズや課題を明確にされていました。
眉丈園の森野満代氏からは、眉丈園全体としての取り組みとして、なんと入居者様の日中おむつゼロを達成され、職員お一人お一人の意識付けによるチームケアの成果を発表してくださいました。
べんクリニック院長の卞在和氏は排尿のメカニズムをはじめ、排泄における問題点や現場のニーズなど多くの質問が寄せられ、そのひとつひとつにとても熱く丁寧に回答してくださいました。
皆さん、今回の研修もお疲れ様でしたm(_ _)m
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